三黒の美酢には、糖尿病を改善する黒酢もニンニクも卵黄まで入っています!

三黒の美酢には黒酢と黒ニンニク、卵黄までが配合されており、血糖値を正常に引き下げる効果が期待できるので糖尿病の予防・改善に適しています。それぞれの原料について効果の理由を調べてみました。

脂肪肝

糖尿病と血糖値について

糖尿病は、血糖値が高い状態が続くことで、血管が障害を起こして様々な病気に発展します。

 

私たちは、炭水化物を食べて糖分を摂り、その糖を分解してブドウ糖にした後、インスリンの働きによってエネルギー源として筋肉や肝臓、脂肪細胞に蓄えておきます。

 

通常はインスリンの作用で血糖値(血液中のブドウ糖の濃度)は、ほぼ一定の値に保たれるのですが、糖分を摂り過ぎてしまうと、すい臓に負担がかかり過ぎて分泌できるインスリンの量が減り、インスリン作用の不足が生じ、高い血糖値の状態が続きます。

 

インスリンの分泌が十分にできない糖尿病では、慢性的に高血糖が持続することになります。

 

高血糖が続くと、血管がもろくボロボロになってしまいます。特に、細い血管(細小血管)が傷つけられて血流が悪くなりやすく、細い血管が集中している場所(眼、腎臓、神経系)に、糖尿病網膜症糖尿病腎症糖尿病神経障害といった合併症が起こります。

 

また、同時に末梢神経にも影響を及ぼして、血液が足の先の細胞まで行かなくなると足の壊疽(えそ)などの原因にもなります。

 

さらに、太い血管(大血管)も、内側にさまざまな物質が沈着して厚く、硬くなり、血管の内側が細くなってくると、その部分が詰まりやすいので動脈硬化などの原因となります。

 

動脈硬化が進行して血管がつまるようになり、心臓でつまると「狭心症」や「心筋梗塞」、脳でつまると「脳梗塞」、足でつまると「下肢閉塞性動脈硬化症」になってしまいます。

 

では、いかにして血糖値を下げるかということになります。

 

黒酢

黒酢(アルニギン)の糖尿病への効果

黒酢に含まれる『アルギニン』というアミノ酸が糖尿病、合併症を改善します。アルギニンによって、すい臓の機能が高められ、インスリンの分泌を促進します。

 

インスリンがきちんと分泌されるかどうかは、すい臓の働きによるのです。糖尿病にはインスリンをいかに正常に働かせるかということが重要なのです。

 

インスリンは血液中に多くなってしまったブドウ糖が、筋肉や脂肪に取り込まれるのを促進します。

 

取り込まれたブドウ糖の一部はエネルギーとして使われて、残りはグリコーゲンや脂肪となって貯蔵されます。ブドウ糖が筋肉や脂肪細胞に取り込まれるとよって、血中のブドウ糖濃度が下がり、血糖値が下がるので、つまり糖尿病に効果があるんです。

 

黒にんにく

ニンニク(アリシン・亜鉛)の糖尿病への効果

にんにくに含まれるアリシンという成分が糖尿病を改善します。このアリシンは、同じくにんにくに含まれるビタミンB1と結合することで、アリチアミンという成分に変わります。

 

このアリチアミンが糖分の代謝に、とても効果的だと言われています。アリチアミンが、すい臓内でビタミンB6と結合するとインスリン分泌細胞のβ細胞を活性化してインスリンの分泌を促しますので、インスリン作用が高くなり血中のブドウ糖を処理し、血糖値を下げる働きがあります。

 

また、ニンニクに含まれている亜鉛は血糖値調整に欠かせません。亜鉛は、インスリンを構成する成分でもあり、インスリンの生成、貯蔵、分泌に関与しています。

 

つまり、亜鉛が不足するとインスリンの分泌が少なくなって血糖値が上昇してしまうことになるのです。

 

さらに、亜鉛自体がインスリンのような作用をもっているので、糖尿病には亜鉛が不可欠なミネラルといえます。

 

黒卵黄

卵黄(レシチン)の糖尿病への効果

卵黄に含まれる細胞膜の原料となる物質・レシチンが糖尿病を改善します。このレシチンによって細胞を包む細胞膜が作られているので、レシチンが少ないと細胞膜からの栄養の吸収が悪くなり、必要なインスリンが分泌されにくくなります。

 

したがってレシチンが豊富にあるとインスリンの分泌を正常にすることができます。

 

また、レシチンには、油と水を乳化させる乳化作用という物質があります。乳化作用によって、血管内にくっついて血管を狭くする原因となるコレステロールや老廃物を溶かし、外へ出してくれるのです。

 

なので血管が詰まりにくくなり、糖尿病による動脈硬化の発生リスクを少なくすることが出来ます。

 

糖尿病になると不足しがちになるものであるアルニギン、アリシン、亜鉛、レシチンなどを補ってくれるのが三黒の美酢です。

 

あくまでもサプリメントなので、これさえ飲んでおけば糖尿病も安心という訳ではありませんが、食生活や生活習慣の改善と併せて対応しておくといいかもしれません。

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