尿酸値が高いのに痛風の症状が出ていない場合は、痛くないからと安心していると怖いことになりますよ。尿酸値が高いままにしておくと、生命の危機です! 早急に対応しましょう。
痛風の症状
風に吹かれただけでも痛いことから『痛風』という病名がついているくらいに、痛風になるとすごい激痛が走るようです。
まず、突然に足の親指の付け根あたりが、歩くことも立つこともできないくらいの激痛とか、骨折したんじゃないかと錯覚するくらいのとにかく激痛の場合もありますが、このような痛みが出るのは、痛風にかかっている人の1割り程度しかいないようです。
痛風の痛みの症状は、数日続きますが、10日もすれば、痛みはウソのように消えます。
尿酸値が高いと足の親指の関節に尿酸の結晶が張り付くのですが、この結晶が何かのはずみではがれ落ちると炎症をおこして、その激痛になっているからです。炎症が引けば、痛みは完全に消えてしまうのです!
しかし、痛風にかかっても張り付いた尿酸の結晶が、剥がれ落ちて炎症を起こさなければ痛みを感じることもありません。
痛風の原因
主に、食べ過ぎや飲み過ぎ、運動不足などによる太り過ぎが原因であり、肥満になると、中性脂肪がたくさん尿酸を作り出すため尿酸値が高くなります。
尿酸値が高い=痛風の原因となります。
本当の痛風の怖さ
痛風になって痛みが発生すれば、病院に行って尿酸値を下げる治療をすることもできるのですが、尿酸値が高いままなのに痛風の痛みが発生しないために、そのまま治療をしていない人は危険です。
尿酸値が高いまま放置しおくと、血管の細胞が尿酸を取り込むようになり、取り込まれた尿酸は、血管の壁を厚くしていき、やがて血管の内側が狭くなり、ひどい場合は、血管の内部を完全に塞ぎ、血液が流れないようになってしまいます。
心臓の動脈が尿酸によって詰まってしまうと、狭心症や心筋梗塞まで発展してしまうのです。
つまり、命の危険にさらされてしまうので本当に怖いのです。
健康診断の尿酸値を確認してください!
健康診断に「尿酸値」や「血清尿酸値」と記入されていますので、男女ともにこの値が7.0mg/dLまでなのかを確認してください。
その理由は、血漿の中で尿酸は7mg/dLまでは溶けますが、これを超えると結晶になる傾向があり、足の親指などの関節に結晶として付着していく可能性が高いからです。
尿酸値が7.0mg/dLより高いときは、たとえ痛みがなくても、生活習慣病予備軍ととらえ、尿酸値を下げる対策をして下さい。
尿酸値を下げるには、尿酸を作り出す元となる中性脂肪を減らしていく必要があります。
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