薬に頼らない! 花粉症の症状を緩和する食べ物は?

花粉症対策としては、マスクやメガネの装着、換気、服薬など様々ありますが、体質を改善することが症状を軽減する一番の方法であることは間違いありません。そこで今回は、花粉症体質を改善する為の食事についてご紹介します。

花粉症

体質改善のポイントは免疫バランス!

花粉症は、体内の免疫細胞が花粉に対して過剰に反応することによって起こります。この「花粉に過剰に反応する」ということは、免疫力が強いから花粉に反応してしまうという意味ではなく、免疫機能が間違って働いている状態を指します。つまり、花粉症を改善するためには、乱れた免疫機能を正しく整えていくことが必要となります。

 

免疫機能が正しく働くためには、次の食べ物を意識して摂ると効果的です。

腸内環境を整える食べ物(乳酸菌など)

抗酸化作用のある食べ物(ポリフェノールやEPA/DHAなど)

体温を上げる食べ物

 

腸内環境を整える食べ物

腸は、口から入ったものを最終的に取り込む場所であるため、免疫細胞の実に6~7割は腸内に集中しています。したがって、腸内環境が悪化すると、免疫機能が正常に機能しなくなります。発酵食品や食物繊維が多く含まれる食品を摂ることで善玉菌を増やして、腸内環境を整えましょう。

◆発酵食品◆

チーズ、ヨーグルト、乳酸菌類、みそ、納豆、漬物

 

◆食物繊維が豊富な食べ物◆

干ししいたけ、切干大根、こんにゃく、ほうれん草、さつまいも

黒にんにく

抗酸化作用のある食べ物

適度な活性酸素はウィルスなどを殺菌するのに役立ちますが、増え過ぎてしまうと、人体に必要な細胞まで攻撃してしまい、免疫機能が正常に働かなくなります。過剰な活性酸素を抑える抗酸化作用の高い食品を摂るようにしましょう。

◆抗酸化作用の高い食品◆

にんじん、レンコン、にんにく、しょうが、大豆、青魚、ハーブ類、ナッツ類、卵黄

 

体温を上げる食べ物

身体が冷えると自律神経の働きが乱れ、免疫機能が低下します。体温を1℃上げると、免疫力は5倍になるとも言われているのです。体を冷やす食品はなるべく避け、体を温める食事を心掛けましょう。

◆体を温める食品◆

発酵食品、根菜(かぼちゃ、にんじん、にんにく、しょうがなど)、豆類、りんご

 

◆体を冷やす食品◆

白砂糖、化学調味料、動物性脂肪(牛乳、クリームなど)、マンゴー、バナナ、夏野菜

血液サラサラになる食べ物

症状の緩和に効果があるその他の食べ物

ムチンを多く含む食ベ物

花粉症は、鼻や目の粘膜が花粉に刺激されることで起こるため、粘膜が過敏な人は発症しやすくなります。『ムチン』を摂取すると、粘膜の保護や修復に効果があるとされています。

納豆、オクラ、ナメコ、芽かぶ、山芋、モロヘイヤ、もずく、レンコン

 

ヒスタミンを調整する食べ物

花粉症は、体内に侵入した異物を排除しようとして『ヒスタミン』が過剰に分泌することで引き起こされます。『ヒスタミン』の分泌を抑える効果がある食品を摂ることで、花粉症の代表的な症状である、くしゃみ・鼻水・目のかゆみなどを和らげることができます。

しょうが、玉ねぎ、そば、シソ、甜茶、乳酸菌、青魚

 

アラキドン酸を調整する食べ物

鼻づまりの原因となっているのは『ロイコトリエン』という物質で、主に肉類から作られる『アラキドン酸』という脂肪酸から作られます。したがって、『アラキドン酸』の生成を抑える食品を摂ることで、症状の悪化を防ぐことができます。

青魚、ゴマ

三黒の美酢 素材

サプリメントの併用

花粉症の症状を緩和するためには、食生活の見直しは欠かせません。しかし、わかってはいても食習慣を変えるのは中々大変なことです。

 

そこで、症状の緩和に効果がある食材を何種類か組み合わせて、より効果が高くなるように作られたサプリメントを併用してみてはいかがでしょうか。中でも、上述した『にんにく』『青魚』『卵黄』に加えて、強い粘膜細胞を再生する働きを持つ『黒酢』を配合した三黒の美酢(さんごくのみず)は、やっかいな花粉症の症状を緩和するための最強のサプリメントと言えます。

 

また、黒酢・にんにく・青魚・卵黄は血液サラサラにする食材なので、高血圧、糖尿病、肥満といった生活習慣病の予防にも良いです。

arrow_red 実際に私が試した血液サラサラサプリメントは、こちら

 

今はまだ花粉症ではないという方でも、ある日突然発症する可能性もあります。

今現在花粉症に苦しんでいる人はもちろん、まだ発症していない方でも、体質を改善することで症状を軽減する努力を始めてみてはいかがでしょうか。