冷え性なのに自分が冷え性だと気づいていない方もかなりいるようです。冷え性って、手足が冷えるだけじゃないんですよ。冷え性によって様々な不調の症状が出ます。ちょっと症状と照らし合わせみてください。もしかしたら冷え性なのかもしれませんよ!
まさかの冷え性かもしれない!
冷え性の典型的な症状を以下に挙げてみました。自分の症状と同じであれば、冷え性の可能性が高いです。今までの不調が冷え性だとわかれば、それに対しての対策もとることが出来ます。
【頭痛・肩こりがひどい】
首から頭や肩への血流が悪いために、頭痛や肩こりがひどくなっています。通常の肩こりはマッサージすることで血流をよくすると改善されますが、冷え性がひどくなるとマッサージしても良くならないで、頭痛をひどくする場合もあります。
【よく寝冷えをしたり風邪をひく】
自律神経が乱れていると体温をうまく調節することができなく、自分で身体を熱くして適切な体温に保てないので、よく寝冷えをしたり、風邪をひきやすくなります。
【お腹が冷たい】
身体の冷え(内臓の冷え)からお腹も冷えて、腹痛を起こしてお腹を壊す(下痢)ようになったり、便秘になりやすくなります。
【集中力が低下する】
体内の酵素が最も活性化される温度が36.5℃程度なのですが、冷え性で体温がこの温度を下回ると、酵素の働きが低下します。これにより脳の働きも低下するため、気力や集中力が低下してしまいます。
【アレルギー症状の悪化】
体温が1℃下がると免疫力が約30%も低下すると言われています。冷え性で自律神経の乱れや免疫力の低下によりアレルギー反応が起こりやすくなります。
【肌荒れがひどくなる】
体温が1℃下がると代謝は12~20%低下すると言われています。冷え性になると体温が低下し、体内の酵素の働きが低下すると新陳代謝が悪くなり、吹き出物などで肌荒れが目立つようになります。
【胃がもたれやすくなる】
冷え性により自律神経が乱れていると、胃腸での消化液の分泌がうまく制御されなくなって、食べた物をきちんと消化できないために、胃腸に負担がかかり、胃もたれを引き起こす場合があります。
【生理不順が起きる】
血行が悪くなるとホルモンの分泌を鈍らせ、ホルモンのバランスが乱れると、生理不順を引き起こします。
【体力がなく疲れやすい】
冷え性により血流が悪いと、血液により酸素を運ぶ力が低下することで、貧血やすぐにダルくなったりなどの症状を引き起こします。
【トイレが近く、夜中もトイレに起きる】
通常は、血液から濾し取られた老廃物を含んだ水分であるオシッコの元になるものから腎臓がカラダに必要な成分や水分を再吸収するので、そこで吸収されなかった部分が尿として排出されます。
しかし、冷え性により腎臓の機能が低下すると再吸収する働きが弱まり、吸収してカラダに戻す分が少なく、ほとんどそのまま水分も多い状態でたくさんの尿として準備されるので、オシッコの量が増えて頻繁にトイレに行くことになります。
あなたに思い当たる症状がありましたか?
思い当たる症状があれば、冷え性かもしれません!