血液ドロドロだと血栓が出来やすくなるようです。血栓を溶かす働きのある食べ物や、血液サラサラにする成分を含む食べ物を摂ることで、血栓を解消することができます。それに加えて適度な運動も必要ですが、年をとればとるだけ血栓は溶けにくくなるので、早めに対応しておくことです。
血栓とは?
血栓とは血管が傷ついた時に、血管の傷の部分を修復するために血液などが固まり血栓となって役目を果たし、普通はその後に自然に溶けて無くなるものです。しかし、血液ドロドロ状態になっていると、血栓は溶けて無くならずに、余計に大きくなって、血管を詰まらせるようになります。
血液ドロドロだと血栓が出来やすい
血液ドロドロだと血液が血管をスムーズに流れることが出来ないので、血管に傷をつけるようになります。血管が傷つけられると、その傷を修復するために血栓が作られて傷口を塞いで止血してくれます。
このように血液ドロドロだと血栓が出来やすい状態なんです。血液ドロドロだと出来た血栓も詰まりやすくなり、血管内に血栓がたまって血管を詰まらせてしまうと、そこから先へは血液が流れないようになってしまいます。
血液が流れなくなる状態が、心臓の近くで起きると、心不全や心筋梗塞になったり、脳の近くで起きると脳血栓や脳梗塞になってしまうので、とっても恐ろしい病気につながります。
血栓を溶かすための食べ物
血栓ができてしまったら、その血栓を溶かす働きを持つ成分というのが、納豆に含まれるナットウキナーゼです。ナットウキナーゼには、血栓の主成分のフィブリンに直接働きかけることで、血栓を溶かす作用があります。さらに、血栓を溶かす酵素『血栓溶解酵素』を活性化する働きも持っているので、血栓を効率良く溶かしてくれます。
しかし、納豆には血液凝固を促進する「ビタミンK2」も含まれているので、納豆をそのまま食べるよりは、ナットウキナーゼの成分だけを摂取する方が、血栓を溶かす作用は効果的です。
血液ドロドロを解消しないと・・・
折角、血栓を溶かしても血液ドロドロの状態のままであると、すぐに血栓ができてしまいます。血液ドロドロを改善して、血液サラサラにしないと根本的な解決にはなりません。ウォーキングなどの有酸素運動を適度に行うのと一緒に、血液サラサラにする食事を摂る必要があります。
血液サラサラになる成分には、ニンニクやタマネギ、黒酢や青魚のDHA・EPAなどがあります。血液サラサラにする食べ物(食材)の成分と効果については、こちらに詳細を載せています。→血液サラサラにする食べ物(食材)の成分と効果
血栓を予防・改善するなら
血栓を予防したり改善するには、血栓を溶かす成分と血液サラサラにする成分を両方摂ることで、作られた血栓をなくして、血栓が出来にくい体質にする必要があります。
血栓を溶かすには納豆に含まれる成分のナットウキナーゼが良いですし、血液サラサラにするには青魚に含まれるDHA・EPAが効果的です。しかし、納豆や青魚には、気になるニオイがあり、苦手な人も多くいます。
血栓を予防・改善するには、毎日、これらの成分を継続的に摂ることが必要になってきます。そのままの食材を毎日調理してたべるのも大変です。納豆には血液凝固を促進する成分も入っているので、ナットウキナーゼの成分だけを摂るのがベストです。
ナットウキナーゼとDHA・EPAを配合
血栓が気になる方には、とっても便利なサプリがあることをご存知でしょうか?血栓を溶かす成分のナットウキナーゼと血液サラサラにするDHA・EPAの成分を両方配合していながら、納豆臭さも魚の生臭さもしないサプリメントがあることを。