あなたの血管年齢は大丈夫ですか? 血管年齢が老化しやすい生活習慣になってないですか? 対策すれば、今からでも血管年齢は若返りも可能ですよ!
血管年齢が老化しやすい人とは?
血管年齢は年を取れば自然に老化していくものです。さらに、『高血圧の人』、『糖尿病の人』、『コレステロール/中性脂肪が高い人』などになると、血管年齢は老化しやすくなるのです。実際の年齢以上に血管年齢が高くなってしまうのです。
【 高血圧 】
高血圧になると、血液が全身に送り出される時に血管にかかる圧力が高いために、ものすごく血管に負担をかけて、血管をボロボロにします。そして動脈硬化つながり、血管年齢の老化を促進します。
高血圧になる原因は、塩分の摂り過ぎ、ストレス、タバコ、肥満などが挙げられます。
【 糖尿病 】
糖尿病のように高血糖になると、血管に非常に悪い影響を与えます。血液中に糖分が増えると、血液はドロドロしてベタつくようになり、血管内を流れにくくなり、血管の壁にもくっついてしまいます。
血管の壁を覆っているコラーゲン(タンパク質)と糖分が結合すると、コラーゲンは血管を老化させる『AGE』と言う物質に変化してしまいます。
AGEになると固くなってしまうので、弾力性のない血管になり、血管の損傷を促進してしまいます。糖尿病は、別名で血管病と言われているくらいなので、血管年齢の老化の大きな原因の一つと言えます。
【 コレステロール/中性脂肪 】
食べ過ぎによる摂り過ぎたコレステロールや、体内で過剰に作られたコレステロール(悪玉)は、血液中に長くとどまって血管の壁の中に入り込んで膨らんで血管内を狭くしてしまい、動脈硬化を起こす原因になります。
コレステロールには、血管の壁の中に入り込む悪玉コレステロール(LDLコレステロール)と、その血管の壁の中から引っ張り出して回収し、肝臓に戻す働きをする善玉コレステロール(HDLコレステロール)の2種類があるのですが、中性脂肪が多くなると善玉コレステロール(HDL)を減らして、悪玉コレステロール(LDL)を増やしてしまうことがわかってきました。
また、中性脂肪が増え過ぎると悪玉コレステロールの中でも、粒が小さく比重が重い小型LDL-コレステロールを増やします。この小型LDL-コレステロールは、通常の悪玉コレステロールよりも粒が小さいので血管壁に入りやすいので、より強力に動脈硬化が進むため、超悪玉コレステロールと呼ばれています。
血管年齢は、若返る!
特に症状が出ないからと言って、血液ドロドロの状態のままで放っておくのは危険です。食生活と生活習慣を少し変えるだけで、血管年齢は若返ることが可能ですし、血管年齢の老化を緩やかにすることも出来ます。
せめても、血管年齢が老化しやすい状態からは、脱出しましょう。