血液ドロドロになる食べ物とは? 食生活により血液ドロドロになるかならないかは、大きく違ってきます。
血液をドロドロにする原因となる、悪玉コレステロールや、中性脂肪、活性酸素、過酸化脂質などを増やす食事を摂ることは、血栓を作り動脈硬化を引き起こす要因となるので、日頃から、血液をサラサラにする食事を心がけましょう。
血液ドロドロにする食事とは?
糖分・炭水化物
★糖分(お菓子やジュースなど)や炭水化物(ご飯や麺類、パンなど)の摂り過ぎに注意!
砂糖をたくさん使った甘いお菓子やジュースは、糖を過剰に摂り過ぎることになり、エネルギーとして使い切れない分が、て肝臓で中性脂肪に変えられて、血液中の中性脂肪を増やしてしまうことになります。
また、血糖濃度が高いと血液中の血球や酵素・ホルモンに糖がくっつきやすくなり、血液内成分がかたまりやすくなったり、血液の粘性が高まることで血液ドロドロの血行障害が起こります。
お菓子や、ジュースだけでなく、ご飯やラーメン、パスタ、うどん、蕎麦、パン、芋などの炭水化物も摂り過ぎてしまうと、同様に血糖濃度が高くなって、血液ドロドロをまねくので注意して下さい。
脂質
★脂(脂肪酸)の摂り過ぎに注意!
飽和脂肪酸の多い動物性の肉類、油、卵などは、常温で固まる性質があるので、摂り過ぎると、血液の粘度が上がってドロドロ血になりますので、摂り過ぎない様にしましょう。
また、不飽和脂肪酸のうち、青魚に含まれるものは、血液をサラサラにする効果があるのですが、トランス脂肪酸と言って、マーガリンやファーストフードの揚げ物、スナック菓子(クラッカー、ポテトチップスなど)に多く含まれるものは、悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロールを減らすことが確認されているので、血液ドロドロになりやすくなるので、できるだけ避けましょう。
血液ドロドロになると出てくる病気
血液ドロドロになると、血管を血液が流れにくくなります。
太い血管ならまだしも、細い毛細血管になると血液が流れて行かなくなります。
血液は、酸素や栄養分を運ぶ命の水の役割をしているので、流れが悪くなるとその先の細胞や臓器に酸素や栄養分が届かなくなって、働きが低下してしまいます。
流れにくい血液を流すために圧力をかける必要もあるので、常に血圧が高い状態(高血圧)にもなるのです。体に悪い影響しか与えないのです。
血液ドロドロになるとどんな病気に発展するかをまとめてみましたので、血液ドロドロが気になる方はその詳細を確認してみて下さい。