糖尿病は、ほっておくと、命に関わる恐ろしい病気を引き起こします。今のうちに血液さらさらにして、助かりましょう!
●糖尿病とは、どんな状態?
糖尿病とは、血液中にブドウ糖がたくさん流れていて血液が糖分でドロドロになった状態が続くことを言います。
体内に入った食事は、胃で分解されブドウ糖となり、腸で吸収されて血液を通じて、各細胞の栄養分となりますが、糖尿病のためにブドウ糖が細胞の中に取り込まれないで血液中に余ってしまい、血糖値が上がります。
ブドウ糖を細胞の中に取り込んで、血液中のブドウ糖の量を調整しているのが『インスリン』というホルモンなんですが、糖尿病になると、このインスリンの分泌に異常が発生してしまうのです。
その糖尿病には、
『1型糖尿病』と言って、膵臓のインスリンを作る細胞「β細胞」が損傷を受け、インスリンが分泌されなくなることで体内のインスリンが不足して、血糖値が上がるものと、
『2型糖尿病』と言って、ブドウ糖を取り込む側の臓器が、インスリンの作用を受けにくくなったり、分泌のタイミングが悪くなったりして、インスリンの効果が薄れることで、血糖値が上がるものとがあります。
いずれの場合も、生活習慣(食べ過ぎ、ストレス、生活習慣の乱れ、体調不良など)が関係しており、日本の糖尿病患者の9割以上が、2型糖尿病です。
●糖尿病になると血液ドロドロ
糖尿病になると、血液中のブドウ糖(糖分)が多いので、血液はどろどろ、ベトベトしてくるのですが、さらに、血小板の凝縮が起こりやすくなったり、赤血球同士がくっつきやすくなるので、より、粘度が増して、ドロドロ度は、高くなり血管を詰まらせやすくなります。
糖尿病により血液がドロドロとなって、流れにくくなることで、さらに危険な合併症を引き起こすことになります。
血流が流れにくくなり、目の網膜に血液が行かなくなると『糖尿病性網膜症』であったり、腎臓内で血液が詰まったり血管が傷つけられることで、腎臓の機能低下となる『糖尿病性腎症』などがあります。
さらに恐ろしい合併症には、脳の付近で血液が詰まると『脳梗塞』、心臓の付近で血液が詰まると『心筋梗塞』と、命に関わる病気にも発展していきます。
●血液サラサラになろう!
これらの恐ろしい病気の共通する原因は、血液ドロドロによる血液の流れが悪くなり、全身の隅々まで行き渡ることができなくなったり、詰まったりしてしまうことです。
糖尿病患者のほとんどは、生活習慣(偏った食事、運動不足、タバコ、お酒の飲み過ぎ)の乱れや、過度のストレスによるものです。
特に、食事を血液サラサラになるものを中心にして、動物性脂肪を控えた、低カロリーの食事に見直すと共に、ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動を続けることが大切です。
合わせて、血液サラサラにするサプリメントは、手軽に摂りやすいので、活用しやすいです。