血液の役割のほとんどが痩せるための働きと言っても良いくらい、血液の状態とダイエットには深い関係があります。食事制限、糖質制限や有酸素運動などをガンバっても、血液サラサラでなければ結局は、痩せることが難しいのです。
血液の役割
血液の役割は、全身に酸素、栄養分、熱などを運び、二酸化炭素や老廃物を回収するということです。血液サラサラであれば、全身の末端の毛細血管までサラサラと血液が循環するのですが、血液ドロドロだと、思うように全身の隅々まで届かなかったり、十分な酸素や栄養分を運ぶことが出来なくなります。
血行不良
血液ドロドロで血行が悪くなると、新陳代謝が落ちます。脂肪が効率よく燃焼する為には、細胞内に酸素が十分に満たされている必要があります。血液ドロドロでは細胞内を酸欠状態にしてしまっているのです。これでは、脂肪燃焼なんて出来ませんよね。
血液ドロドロだとダイエットは成功しにくい
食事の量を減らしたり、炭水化物を減らしたりする食事制限や有酸素運動を組み合わせたり、雑誌やテレビで取り上げられたダイエット法を試しても、全然効果が出ないのは血液ドロドロだからじゃありませんか?
カラダが痩せていくのは、細胞が効率よくエネルギー消費をするから、脂肪がカラダに蓄積されにくく太りにくいのです。細胞がカロリー(エネルギー)を消費するには、血液が細胞に酸素を十分に運んでいて、細胞の酸欠状態を起こさせないようにしているからなのです。
また、脂肪の燃焼を良くするのがリパーゼという酵素です。この酵素は酸素によって活性化するという性質を持っています。したがって、酸欠状態になると脂肪の燃焼が悪くなるので、痩せにくくなります。
つまり、血液ドロドロの状態であれば、血液中にたくさんの酸素を含むことができなかったり、ドロドロしていると全身の末端の毛細血管を通りにくく、細胞に十分な酸素が届けられないということになるのです。血液ドロドロだとダイエットは成功しにくいということが言えます。
体内で酸素不足になると出てくる症状
体内の酸素が不足すると、痩せにくくなる他にも、カラダに色々な障害が出てきます。逆に言えば、全身に酸素が行き渡るようにすれば、これらの不調を改善したり、予防したりすることが出来ます。
・基礎代謝の低下(脂肪が燃焼しにくく、太りやすい) ・免疫力の低下(病気にかかりやすい) ・慢性疲労 ・記憶力、視力の低下 ・肌荒れ ・老化の進行 など |
血液とダイエットの関係
血液の状態とダイエット(痩せやすい体質)との関係は、お分かりいただけたと思います。いかに血液サラサラにしておくことが、痩せやすい体質を作るために重要かがわかると思います。
血液ドロドロだと太りやすなるばかりでなく、健康状態にも悪影響をおよぼします。毎年の健康診断での血液検査の結果は大丈夫でしょうか? どれくらい血液ドロドロなのか、健康な状態を維持できる血液の状態かを判断する必要があります。一度血液検査の結果を用意して、以下のページでチェックしてみて下さい。
血液ドロドロだと心配される病気は?
血液ドロドロになると出てくる症状と危ない病気とは、一体どんな病家があるのでしょうか?血液ドロドロの状態であっても実際、症状として現れるには時間がかかって、症状が現れた頃にはかなりひどい状態にまでなっていることが多いのです。
手遅れになると命に関わる病気が進行しているかも知れません。そのまま放っておくと、とっても怖いことになってしまいますよ。