血液サラサラかドロドロかは、血液検査でわかりますか?

血液サラサラなのか、ドロドロなのかも血液検査の結果で判断することが可能です。血液検査の各項目をチェックしていくことで、血液のサラサラ度がわかります。

 

ドロドロ血液のままだと、危険です。今、血液がさらさらなのか、どろどろなのかを見極めて、早めの対策をとりましょう。

注射器2

血圧

基準値:上の血圧(収縮期血圧) 120mmHg  下の血圧(拡張期血圧):80mmHg

血圧とは、心臓から血液が全身に送り出される時に血管にかかる圧力のことで、基準値以上の状態が続く状態を高血圧と言います。

 

血液がドロドロだと、当然に血液が流れにくいので高い圧力をかける必要がでてくるので高血圧になります。
ちなみに、高血圧の診断基準は、収縮期血圧:140mmHg以上、拡張期血圧:90mmHg以上となります。

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赤血球数

基準値:男性:400万~540万/μl 女性:380万~490万/μl

血液1μl中に含まれている赤血球の数を検査し、基準値以下なら「貧血」、基準値以上なら「多血症」です。

 

「多血症」の場合で、赤血球数が増えすぎると、赤血球が変形しにくくなり、毛細血管を通過出来なくなると、血液ドロドロの状態と言えます。

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白血球数

基準値:4500~1万/μl

白血球は細菌やウイルスなどの有害な菌から体を守る免疫作用をしています。

 

普段、白血球は、数が少ないので血液ドロドロに影響しませんが、体内に異物が入り、白血球が、活性化して数が増えてしまうと、粘着性をもち、血管壁にくっつきやすくなったり、白血球同士でもくっつきやすくなり、血液の流れが悪くなり、血液がドロドロ状態と言えます。

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ヘモグロビン

基準値:男性:13~17g/dl 女性:11~15g/dl 】

ヘモグロビンは、赤血球に含まれる赤色のヘム鉄とタンパク質の結合したもので、動脈では酸素と結び付いて体内に酸素を運び、静脈では二酸化炭素と結合して排出する働きをしています。

 

基準値以下で、「鉄欠乏症貧血」と診断され、基準値以上なら、赤血球数が多いことで、多血症の可能性があり、赤血球が変形しにくくなり、毛細血管を通過出来なくなると、血液ドロドロの状態と言えます。

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血小板数

基準値:13万~40万/μl

血小板は、ケガをして出血した時などに止血作用として、血液を凝固させて出血を止める働きがあります。

 

血液1μlに含まれる血小板の数が、基準値以上だと、血小板の粘性により血液の流れを悪くしたり、血小板同士がくっつきやすくなり、血栓ができやすくなることで、血液ドロドロ状態になってしまいますし、基準値以下だと、血が止まりにくくなるので問題です。

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血中コレステロール値

基準値:総コレステロール値 140~199mg/dl HDLコレステロール値 40~119mg/dL LDLコレステロール値 60~119mg/dL

コレステロールは肝臓で作られ、血管やホルモン、胆汁酸の原料になるなどの細胞膜の維持に必要な物質ですので、少なすぎるのも問題です。

 

総コレステロールの「総」とは、体に良い働きをするHDL-コレステロール(善玉)と体に悪い働きをするLDL-コレステロール(悪玉)の合計した値で出しています。

 

そのため、総コレステロールの値が基準値以上の時は、善玉コレステロールと悪玉コレステロールのどちらが増えているかを確認する必要があります。

 

善玉コレステロールのみ増えていれば、良いですが、悪玉コレステロールが増えているようであれば、血液ドロドロの傾向ありですので注意が必要です。

 

HDL-コレステロール(善玉)は、余分なコレステロールを回収し、動脈硬化を予防してくれます。

HDLコレステロール値が基準値以下なら、血管にコレステロールが付着しやすい状態であると考えられ、血管と血液の状態が悪くなっていることを意味し、血液がドロドロしていると考えられます。

 

LDL-コレステロール(悪玉)が基準値以上なら、血管の中を流れている血液に大量のLDLコレステロールが含まれていることになり、血液ドロドロの状態で、血管が破れやすかったり、詰まったやすかったりしていて大変に危険と言えます。

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血中中性脂肪値

基準値:30~149mg/dL

中性脂肪は、貯蔵エネルギーとして蓄えられており、非常時に脂肪酸に変えて、体を動かすエネルギーとして使われる脂質の1種です。

 

血液中の中性脂肪値が高くなると、善玉のHDLコレステロールを減らして、LDLコレステロールを増やしてしまうため、血栓ができやすくなったりして、血液はドロドロとなります。

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血糖値

基準値:空腹時:70~110mg/dl未満

血糖値とは、血液中にどれだけブドウ糖(グルコース)が存在するかを示す濃度です。ブドウ糖は、脳や赤血球や腎臓の髄質、一部の筋肉を正常に動かすために使われていますが、脳のエネルギー源・栄養素として使えるのはブドウ糖だけです。
ブドウ糖は脳の活動を維持するのに重要な、唯一のエネルギー源・栄養素です。

 

血糖値の調整は、インスリン(血糖値を下げる)とグルカゴン(血糖値を上げる)という2つのホルモンによって行われています。

 

血糖値が高いと、赤血球は変形しにくく、赤血球同士もくっつきやすくなり、さらには、白血球、血小板などにも影響を及ぼし、血液を流れにくくするので、血液ドロドロの状態になってしまいます。

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尿素窒素・クレアチニン

尿素窒素の基準値:8~23mg/dl クレアチニンの基準値:男性:1.04mg/dl以下 女性:0.79mg/dl以下

体内でエネルギーとして使われたタンパク質のカス(老廃物)が、尿素窒素やクレアチニンで、血液1dl中の含有量を検査することで、腎臓の状態を知ることができます。

 

尿素窒素やクレアチニンは、腎臓でろ加されて尿として排出されますが、血液中に多く残っているということは、腎臓の機能が十分に働いていないということになります。

 

血液中にこれらの老廃物が多く残ると、血中の水分割合が減るので、血球同士がぶつかりやすく、くっつきやすくなるので血液が流れにくくなり、血液ドロドロの状態になります。

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