会社の健康診断や人間ドックなどで、血液検査の結果を見られると思うのですが、『脂質』の項目の総コレステロールや中性脂肪、HDL-コレステロール、LDL-コレステロールといったものの数値が特に気になるところになってくると思います。
再検査になったりしていませんか? → 血液検査の項目ごとの詳細は、こちら
きちんと再検査しないと、取り返しのつかないことになったりすることもありますよ。
●脂質異常を続けると・・・
コレステロールや中性脂肪(血液中の脂肪など)の値が異常であると、コレステロールが血栓の原因となったり、中性脂肪が血管を詰まらせたりすることで、血流を悪くして、最悪になると、血液を止めてしまい、それ以上先に血液を送ることができなくなると、血液の届かない部分の細胞が死んでしまうことになります。
体の一部の細胞、特に脳細胞が死滅してしまうと、体のまひ、目が見えなくなる、ろれつが回らなくなったり、言葉が出なくなったりなどの言語障害などが現れてきます。
それはもう、脳梗塞の症状です。早めに対策すれば、防げたはずです!
●中性脂肪とコレステロールの関係
血液中の中性脂肪が増えると、HDL-コレステロール(善玉)が減ってしまい、反対にLDL-コレステロール(悪玉)が増えてしまうという関係があることが、わかってきました。 → 中性脂肪とコレステロールは、何が違うの?
また、中性脂肪が増えすぎると悪玉コレステロールの中でも、粒が小さく比重が重い小型LDL-コレステロールが増加するようです。
困ったことに、この小型LDL-コレステロールが増えると、悪玉コレステロールの中でもより強力に動脈硬化が進むと言われおり、超悪玉コレステロールと呼ばれています。
●まとめ
HDL-コレステロール(善玉)の数値も異常、中性脂肪の値も異常ということであれば、血液ドロドロの度合いは、かなり高くなってきてると言えます。
今のうちに、血液サラサラになるための対策をとっておけば、数値の異常も必ず良くなるはずです。
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