手の指がつることで鉛筆をにぎれなかったり、箸を持てなくなってしまった経験はありますか? 手の指がつることは、足がつることほど多くありませんがたまにあります。
手の指がつってしまうのは、頻度は少ないがゆえに、それだけ危険なことで、体のSOSのサインでしょうか?
手がつるというのは?
手の指がつるという現象は、筋肉が収縮した後に、その収縮がもとに戻らずに収縮し続けている状態のことを言います。
筋肉への負担がかかってしまっていることで起きる現象です。何かいつもと違うハードなことをやっていませんか?
というように、いつもより激しい運動をしたとか、原因がすぐに分かるようなことで起きているうちは問題ありません。
しかし、たいした運動もしていないのにもかかわらず、手がつるのであれば、血行が悪いことが疑われます。
手がつる原因
手がつる一番の原因としては、主なものは以下の3つです。
・運動のし過ぎ ・栄養不足 ・血行不良 |
運動のし過ぎ
筋肉への負担であり、運動のし過ぎ(ハードな運動)、もしくは準備運動不足で激しい運動をしたとか、急激な温度差があるようなことがあった場合が考えられます。
この場合は原因が明らかなので、その原因を取り除けば(しなければ)解決します。
栄養不足
また、栄養が不足している場合にも手の指がつるようになります。栄養素であるカルシウムやマグネシウム、ナトリウム、カリウムなどが不足してしまうと、血液中のミネラルイオンがバランスを崩して筋肉の異常興奮状態になります。
この時の症状として『痙攣』(けいれん)が起きてしまうのです。これも原因が明らかなので、不足する栄養分をとることで解決します。
血行不良
運動のし過ぎでもなく、栄養不足でもないのに手がつる場合は、注意が必要です。足にも言えることですが血行が悪くなることが一番の原因です。
血行が悪くなり手がつることで疑われる怖い病気には、動脈硬化、糖尿病 や腎不全などがありますが、これらは放っておくと危険な病気です。
血液はドロドロになっていませんか?
血行が悪くなるということは、血液ドロドロになっている可能性が高いです。あなたの血液は、大丈夫でしょうか?
健康診断の時の血液検査の結果で、判断することが出来ますので、確認してみて下さい。
確認の方法については、この下に記載しております。
私も、健康診断の血液検査の結果を注意深く見ることもなく、そのまま放っておきました。
寝ても疲れが取れにくかったり、手足がたまにしびれることがあっても、ちょっと忙しいからだと思っているうちに体は悲鳴をあげかけていました。
毎日、体がだるい、疲れがとれない、手足が冷える、むくみや肌荒れと体の不調が増えていくばかりです。
もはや栄養ドリンクで乗り切るなんてことも出来なくなって来ました。
【 血液ドロドロかの確認方法について 】
日頃の食生活や生活環境は大丈夫でしょうか?
肉類中心の脂っぽい食事や、ファストフード・インスタント食品、外食が多いということはありませんか?
運動不足、睡眠不足、ハードワークで働き過ぎていることはありませんか?
これらは、血液ドロドロにして血液の流れを悪くする要因を作りやすくします。
自分の血液がドロドロかどうかは、血液検査の結果を見ればすぐに確認できます。
健康診断や人間ドックの結果を用意してみて下さい。
【 血液ドロドロだと発症する危険な病気について 】
血液ドロドロになると出てくる危険な病気には高血圧や動脈硬化などがあります。
手がつるのは、その前兆なのかもしれません。
カラダがSOSを出しているのです。
早めに、血液サラサラになる対策をとることが重要です。
血液ドロドロだと発症する危険は病気とは?
血液サラサラを目指して
血液ドロドロの危険性を知って、かなり怖くなりました。血液が行かなくなってしまった部分は細胞が死んでしまい機能しなくなってしまうのです。
それが、心臓や脳の一部だったら、死に直結してしまいます。ちょっと本気で、生活習慣を変える必要がありそうです。
血液サラサラにする生活習慣をまとめてみました。