血液サラサラにする方法(血液ドロドロ改善)あなたは、出来てますか?

ドロドロの血液は、免疫力を低下させたり、動脈硬化や高血圧などの生活習慣病を引き起こす原因となります。いつも血液サラサラでいるためには、どんなことに気をつければよいのでしょうか? 血液サラサラの方法として、5つの生活習慣を伝授いたします。

どうして血液ドロドロになるの?

もともと血液自体が、水のようにサラサラではなく、ある程度の粘性があります。しかし、血管や血液が正常な状態であれば、全身の血管の中をサラサラとスムーズに流れています。

 

乱れた(偏ったり、食べ過ぎ・飲み過ぎ)食生活、不規則な生活習慣などが原因で、血液中の糖質や脂質が増えている場合や、水分不足による場合や、何らか原因で血液の成分(とくに赤血球)が変形して、うまく流れなくなっている場合などがあります。

 

血液ドロドロとは、このように血液中に中性脂肪やコレステロールなどの物質が多い状態で、血液の粘性が増して、血液の流れが悪くなる状態のことです。

 

このような生活をしていませんか?

・肉や揚げ物が好きで外食が多く、脂分や塩分の摂り過ぎ
・野菜を食べない
・食べ過ぎや、お酒の飲み過ぎ
・お菓子や甘い物の摂り過ぎ
・タバコを吸う
・運動しない
・不規則な生活(睡眠不足)など

自分に思い当たることがある方は、血液をサラサラにする5つの生活習慣を参考にして、血液ドロドロから血液サラサラを目指して下さい。

 

血液ドロドロを放っておくと、なぜ悪いのか?

血液ドロドロ状態を放置していると、血液が毛細血管は通らなくなったり、血栓(血液のかたまり)を作りやすくなって、血管を詰まらせる動脈硬化の原因ともなるので注意が必要です。

 

また、血流が悪くなることで末端の血管までスムーズに血液が流れないため、細胞に酸素や栄養分、血液よる温めが出来なくなって、疲れやすい、疲れが取れにくい、体がだるいなどの体調不良の症状や、冷え症の原因になったりすることもあります。

 

血液ドロドロを続けていると、体の不調から様々な病気に発展することもあります。頭痛やめまい、動悸・息切れ、手足のしびれ、腰痛、耳鳴りなどの症状から、大きな病気になる可能性も高いです。

→ 血液ドロドロになると出てくる問題点=症状と危ない病気とは?

 

血液の流れを改善するためには食事の改善や運動、質の良い睡眠をとるなど、様々な生活習慣病の予防や改善にもつながり、血液ドロドロの解消とともに健康と美容の維持につながります。

 

血液サラサラかドロドロはどうやって調べるの?

血液がサラサラかドロドロかは血液検査での数値でわかります。以下の基準値内におさまっていれば、血液サラサラの範囲内と考え、基準値を超える場合は、血液がドロドロ状態になっている可能性が高いと考えられます。

ただし、基準値は、今後見直されることもあるので、ある程度の基準として見て下さい。

 

【 血圧 】

血液がドロドロの状態だと、血液の流れが悪くなるので血圧が高くなる傾向があります。

・血圧 基準値:上の血圧(収縮期血圧) 120mmHg  下の血圧(拡張期血圧):80mmHg

 

【 血中のコレステロール値など 】

各コレステロール値や中性脂肪値が高くなると、血液中に脂質が多く含まれる状態であり、血液がドロドロの可能性が高くなります。

 

また、血糖値が高いということは血液中にブドウ糖が多く存在しており、ブドウ糖で血液がドロドロになっています。

・総コレステロール値  基準値:140~199mg/dl
・HDLコレステロール値 基準値:40~119mg/dL
・LDLコレステロール値  基準値:60~119mg/dL
・中性脂肪値 基準値:30~149mg/dL
・血糖値 基準値:空腹時:70~110mg/dl未満

 

【 血液の構成 】

血液は、赤血球、白血球、ヘモグロビン、血小板などで構成されています。基準値を大きく超えて多くなると粘度が高くなり、血液がドロドロになる原因となります。

・赤血球数 基準値:男性:400万~540万/μl 女性:380万~490万/μl
・白血球数 基準値:4500~1万/μl
・ヘモグロビン(血色素)  基準値:男性:13~17g/dl 女性:11~15g/dl
・血小板数 基準値:13万~40万/μl 

→ 血液検査の詳細については、こちらを参照下さい。

 

血液をサラサラにする5つの生活習慣

入浴 フロ 女性

その1 1日20分の半身浴

熱いお湯に入ると、大量の発汗や血小板の活性化によって血液の粘度が増す上、急激な温度変化が交感神経を刺激し、血圧を上昇させてしまいます。

 

1番良いお風呂の入り方は、ぬるめのお湯(37~40度)に20分程つかることです。また、首までつかると水圧で心臓に負担がかかるので、半身浴をするようにしましょう。

 

この時、最初に出てくる汗は水分が主体です。更にじっくり温まることで初めて皮脂腺が活性化し、脂を含んだ汗が出てきます。この汗には、体内に溜まった水銀やヒ素、重金属などの毒素が含まれており、それらを排出することで血液がキレイになります。(デトックス効果)

→ 半身浴で、血液ドロドロを血液サラサラに! は、こちら

 

ジョギング

その2 20分以上の有酸素運動

ストレッチやウォーキングなどの有酸素運動は、血管を広げて血流を改善する効果があります。また、改善された血流によって十分な酸素が与えられた筋肉は、脂肪や糖をエネルギーとしてどんどん消費してくれるので、結果的に血液サラサラが期待できます。

 

逆に、筋肉の強い瞬発力を必要とする無酸素運動は、瞬発力を出す時に血圧が上がりやすい上、運動のハードさによるストレスで血管に負担がかかります。血液サラサラが目的の運動としては、おすすめできません。

→ 血液サラサラになるために有酸素運動をしよう は、こちら

 

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その3 睡眠時間の確保

日中は、血液の供給量を増やして活動しやすい身体にするため、交感神経を働かせて血液の流れを速くします。逆に夜は体を休ませるため、副交感神経が働くことで血管への圧力を緩めて、血液の流れを遅くするのです。

 

睡眠不足が続くと、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなります。昼間体を動かすために使われた血液は老廃物や活性酸素で汚れていますが、夜になっても交感神経が強いままだと、血液の流れが速過ぎて汚れをリンパに落とし切ることができません。残った汚れが血管内に溜まり、血液をドロドロにしてしまうのです。

 

理想とする睡眠時間には多少の個人差がありますが、一般的には7時間程度とされています。特に、成長ホルモンの分泌が活発になる午後10時から午前2時までに良質な睡眠をとれると、新陳代謝が進んで、血液をサラサラにすることができます。

→ 寝過ぎは、動脈硬化の原因になるんですか? は、こちら

 

腸内環境 善玉菌

その4 腸内環境の改善

腸内環境が悪化(悪玉菌が増えて)して腸の働きが悪くなると、腸の役割である消化・吸収・排便がスムーズにいかなくなります。特に、排便がスムーズでない(便秘の状態)と、腸内にウンチを長く滞留させてしまいます。すると、腸内の悪玉菌がこれらの腐敗や発酵を引き起こし、有害物質を作り出してしまうのです。

 

体内の老廃物やこの有害物質も、通常はウンチと一緒に体外に排出されるのですが、腸の働きが悪く便秘の状態だと、いつまでも排出できずに、腸壁から吸収されて血液を汚します。血液がドロドロになったり、血管や細胞がダメージを受けることに繋がります。

→ 腸内環境を効率よく改善するには、こちら

 

血液サラサラになる食べ物

その5 血液をサラサラにする食べ物を摂る

血液をサラサラにするためには、食生活の改善が必須です。栄養バランスを整え、1日の適正エネルギーを守りながら3食をきちんと食べましょう。

 

また、血液をサラサラにする食材を積極的に取り入れるようにしましょう。DHAやEPAが豊富な魚、ビタミンやミネラルが豊富な野菜、糖や脂質の吸収を抑える海藻やきのこ類などを中心に、主食・主菜・副菜・汁物の定食スタイルで食べることで、バランスがとれた理想的な食事を摂りやすくなります。

 

逆に控えたいのは、肉、卵、乳製品に代表される動物性食品、白砂糖などの精製食品、そして油脂類です。これらを全く食べないというのは無理がありますので、できるだけ少なくするよう工夫しましょう。

→ 血液サラサラになる食べ物でドロドロを解消! は、こちら

 

さらに効率良く血液サラサラにするために!

以上のように、血液をサラサラにするためには生活習慣の見直しが欠かせません。

 

しかし、来る日も来る日も節制した生活を続けるのは気持ちの上での負担が大きく、ストレスが溜まって逆に血液に悪い影響を与えかねません。

 

そこで、血液サラサラにする効果がある食材を組み合わせて、より効果が高くなるように作られたサプリメントを併用してみてはいかがでしょうか。サプリメントを併用することで、短期間で血液サラサラになることが期待できます。

 

中でも、『黒にんにく』『黒酢』『黒卵黄油』『DHA/EPA』を配合した三黒の美酢は、血液サラサラにするための最強のサプリメントと言えます。

arrow_red 実際に私が試した血液サラサラサプリメントは、こちら