舌の裏の血管が黒いなんてことはありませんか?
舌裏(ベロの裏)の血管の状態で、血液ドロドロかどうかがわかります。
舌の裏側を自分で見るのは大変ですが、鏡を使って確認してみてください。
中医学で言われる瘀血(おけつ)のチェックができます。
舌裏の血管でこんなことが分かります
普段は、舌の裏側など自分で見ることはないと思います。
というか、自分では見にくい場所だと思います。
舌の裏の血管(静脈)を見ることで、健康状態を知ることが出来ます。
血液の流れが良いのか、悪いのかを判断します。
血液の流れが悪くなると、健康に大きな悪影響をおよぼします。
中国の伝統医学である中医学の世界では、何千年も前から『血液ドロドロ』についての概念が存在していました。
何らかの原因で血液の粘度が高くなり、流れが悪く滞りがちな状態を専門用語では、『お血(瘀血)』と呼びます。
『お血』とは、血液がドロドロでスムーズに流れにくくなっている状態を、中医学の言葉で表現したものなのです。
舌の裏の血管を観察することで、お血の状態(血液ドロドロ)かどうかを判断することができます。
では、やり方を見てみましょう。
自分の舌の裏を見て下さい
舌裏の血管(静脈)が黒紫色になって、ちょっとふくらんでいるように見えませんか?
鏡を使って、舌を裏返して見てみると、紫色の血管(静脈)が平行して縦に2本通っていますので、観察してみてください。
鏡では見えにくいという方は、スマホの自撮りで舌を裏返した状態を撮ってみてください。
正常な場合は下の写真のように、青い静脈がうっすらと見えるか、もしくは見えない状態です。
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その血管(静脈)が黒っぽい紫色で、ちょっとうねりながら太くはれた感じになっていませんか?
静脈が太くはっきりと盛り上がっているように見える場合は、血液どろどろになっていて、血液の流れが悪くなっていると考えられます。
静脈が太く盛り上がっている状態
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実際に症状としてあらわれていないかも知れませんが、血行障害が進行していると考えて間違いありません。
とっても心配と思われたならば、
血液検査やマイクロチャンネル法などで、血液サラサラ度合いをチェックしてみてください。
健康診断の血液検査の結果が手元にある方は、用意して下さい。そして、血液検査の各項目が、基準値に当てはまっているか、こちらと確認して下さい。 → 血液検査結果との確認方法
血液ドロドロになって、血行障害が引き起こす病気は命にかかわる危険な病気(動脈硬化として心筋梗塞、脳梗塞など)が、進行している可能性がありますので注意が必要です。
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