DHAが血液サラサラや頭の働きに効果があるということは知られていますが、自律神経にも効果的だということはご存知ですか?
DHAを摂取する事で、精神的な安定を期待できるとされています。
●自律神経とは?
人間の体は、気温の変化や精神的ストレスなど外からの刺激に対して、体内の状態を一定に保とうとする働きがあります。この働きをするのが「自律神経」で、内臓や血管の収縮・拡張、ホルモン分泌など、すべての器官を調整しています。
この自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」という対照的な働きをする2つの神経があります。
交感神経 = 心身を活動させるための神経で、主に昼間働きます
副交感神経 = 心身を休息させるための神経で、リラックスしたり、睡眠中に働きます
通常は2つの神経がバランスをとりながら働いています。しかし、ストレスなどの刺激が長時間続いたりすると、この2つの神経はバランスを崩してしまいます。
●自律神経失調症はどうして起きるの?
脳内にはいろいろなホルモンが存在しますが、その中に『セロトニン』という心の緊張を和らげるホルモンがあります。
例えば、強いストレスがかかると、副腎から『ノルアドレナリン』と呼ばれる怒りのホルモンを分泌し、交感神経を興奮させることによって、ストレスに対応しようとします。
そしてそのストレスがなくなると、ノルアドレナリンの過剰な分泌は終わり、正常に戻ります。この時、ノルアドレナリンの分泌を抑えるのが、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンです。
つまり、何らかの理由でセロトニンの分泌が低下すると、交感神経は過剰に働き続け、心に緊張感を与えます。この緊張感をセロトニンで和らげることができない状態が、自律神経失調症といえます。
●どうしたらセロトニンを活性化できるのか?
セロトニンを活性化する方法はいくつかあります。
【その1:リズム運動】
セロトニン神経の周りには、歩行、咀嚼(そしゃく)、呼吸などのリズムを形成する司令塔があります。リズム運動を行う事で、セロトニン神経がプラスの刺激を受け、セロトニンが作られるのです。日常的にリズム運動を行わないと、セロトニンの量は減少すると言われています。
【その2:日光浴】
太陽の光を浴びることにより、セロトニン神経は活性化されます。昼夜逆転の生活を行っていると、日光を浴びることがないので、セロトニン神経が弱ってしまいます。
【その3:食事】
セロトニンは『トリプトファン』とよばれるアミノ酸から作られます。これは、大豆、納豆、豆腐、味噌、赤身魚などに多く含まれます。日頃からこのような食品を意識して摂るようにしましょう。
また、『DHA』にはセロトニンを作る神経を活性化させ、イライラや不安の原因となるノルアドレナリンの分泌を抑える効果があります。イワシやニシンなどの青魚に多く含まれていますし、ナッツやアーモンド類にも含まれています。意識的に摂取しましょう。
反対に摂取を控えたい成分として、カフェインや糖分があります。これらは交感神経を刺激するとも言われており、自律神経のバランスが崩れている時には控えた方がよいでしょう。
青魚には、血液をサラサラにする成分のDHAやEPAやDPAがたくさん含まれており、血液サラサラになるには、ピッタリの素材ですが、毎日、生臭い青魚をたべるのも大変です。
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※自律神経失調症の軽度な場合は、食事などの生活環境の改善で効果が期待できますが、症状がひどい場合は、必ず専門医に相談してください。DHAの効果を最大限に活かすには、専門医の治療と併用して、食事の中に上手に取り入れることが大切です。 |
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