DHA、EPAサプリは、アトピー性皮膚炎にも効果があるんですか?

DHAといえば、「血液がサラサラ」とか「頭が良くなる」として、EPAは「中性脂肪を下げ、生活習慣病を予防」として知られています。
それらとアトピー性皮膚炎は全く関係ないような・・・と思われるかもしれませんが、実はアトピー性皮膚炎・喘息・鼻炎などを治すのに非常に有効なのです。

アトピー 女性

アトピー性皮膚炎とは?

アトピー性皮膚炎は、良くなったり悪くなったりを繰り返す、かゆみのある湿疹が主な症状です。皮膚が乾燥から身を守ろうとするバリアー機能に異常が起こって発症すると考えられていますが、ではなぜバリアー機能に異常が起きるのかという根本的な原因は、解明されていません。

 

ただし、多くの場合は『アトピー素因』を持つと言われています。このアトピー素因とは、家族や本人が、結膜炎、喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎などにかかったことがあり、アレルゲンに反応して痒みの原因となる物質(IgE抗体といいます)を作りやすい体質であることを言います。

 

更には、次の3つを満たしていることが必要です。

① 皮膚に、赤い斑点、小さく盛り上がったブツブツ、角質がぽろぽろ剥ける、かさぶたなどがあります。体の左右対称に症状が現れることが多いと言われています。

② 強いかゆみがある

③ 慢性的である
※乳児の場合は2ヶ月以上、それ以外は6ヶ月以上症状が続くと慢性とみなされます。

 

かつては乳幼児期に始まり、思春期までには自然と完治すると言われていましたが、近年、思春期以降も症
状が良くならず成人期まで続くケース、大人になってから初めて発症するケースも増えてきました。

 

DHA、EPAはなぜアトピー性皮膚炎に有効?

そもそもアトピーは、侵入したアレルゲンが体内の『IgE抗体』と結びつくことで、アレルギー症状を引き起こす化学物質を作ってしまうことで発症します。IgE抗体は、健康な人の体内には少ししかありませんが、アトピーの人はたくさん持っているので、過剰な反応が起こるのです。

 

そこで効果があるのがDHAとEPA。これらは、アレルギー症状を引き起こす化学物質の生成を抑える働きがあります。また、同じく炎症を抑える『ビオチン』の効果を高める働きもあります。
その他、EPAには皮膚を丈夫にする効果もあり、皮膚からのアレルギー物質の進入を防ぐ役割もあります。

 

食生活を見直しましょう

アトピー性皮膚炎を治すためには、食事全体の中での「動物食」の比率を15%以下にすることが必要です。
併せて、その動物食を肉から魚にシフトすることも大切ですが、違いは『脂質』にあります。

 

「脂質」には、大きく分けて2つあります。  ⇒ 脂の種類と効能は、こちら

飽和脂肪酸】   ・・・ 肉

不飽和脂肪酸】 ・・・ 魚、植物などの脂質・油

 

飽和脂肪酸は常温で固まりやすく、不飽和脂肪酸は常温で固まりにくいのが特徴です。
つまり、肉の脂肪は体内に入ってもドロドロとした半固体で、腸内環境を悪化させます。腸内環境の悪化はアレルギー体質を作り、ガンを含む様々な病気に繋がってしまうのです。

 

一方、魚の脂肪は常温では液体ですから、消化されやすい脂です。また、先程言ったように、魚の脂肪にはαリノレン酸系列のDHAとEPAがあり、アトピー性皮膚炎を治すのに非常に有効なのです。

 

ただし、DHAとEPAは摂り過ぎに注意して下さい。(通常の食事だけで摂り過ぎることは中々ありません)

 

DHAとEPAはとても酸化しやすく、体内で余ってしまったDHA・EPAはすぐに『過酸化脂質』に変化してしまいます。大量の過酸化脂質は、アトピーを逆に悪化させたり、ガンになりやすくしています。

 

何事も極端な過剰摂取は禁物です。適量(一日1g~1.5g程度)を毎日の食事の一部のように摂取することをおすすめします。

毎日の食事で、青魚からDHA・EPAを摂るのも大変です。サプリメントも併用することが有効な方法と言えます。

 

数あるDHA・EPAサプリの中でも『きなり』のDHA・EPAは、従来の青魚の魚油と違い、世界で注目の新素材『クリルオイル』のDHA・EPAが配合されています。

 

このクリルオイルは、DHA・EPAの成分をアスタキサンチンの働きで出来るだけ酸化させないで、からだに染み渡らせることができるのです。なので、青魚の魚油に比べ、吸収率が高く、抗酸化力がハンパないです。

 

きなり』なら、アトピー性皮膚炎に効果的なDHA・EPAを酸化させることなく、安心して手軽に摂ることができます。さらに血液サラサラ成分で、動脈硬化や高血圧の対策にもなります。

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