心臓病は、日本人の死因第2位です。近年の生活習慣病患者の増加に伴って、心臓病の死亡者数も年々増加しているのです。今回は、そもそも心臓病とはどのようなものなのか、そして心臓病を予防するにはどうしたらよいのかについてご紹介します。
心臓病にもいろいろなタイプがある
日本人の死因第1位はがんですが、がんの場合は様々な臓器や組織にできたものの総数であるため、1つの臓器の死因とすれば、心臓病が死亡者数の第1位となります。
この心臓病には、狭心症や心筋梗塞・心室細動・房室ブロックなどいくつもの病気がありますが、近年特に増えているのが、虚血性心疾患に分類される『狭心症』と『心筋梗塞』です。虚血とは、必要とする臓器や組織まで血液が届かなくなることで、臓器や組織が酸欠・栄養不足の状態に陥ってしまいます。
狭心症とは?
心臓は、1日に10万回もの収縮と拡張を繰り返して、血液を送り出すポンプの役割を果たしています。このため、心臓の筋肉は常時たくさんの酸素と栄養を必要としており、心臓を覆う『冠動脈』という太い動脈から血液を通して酸素と栄養を受け取っています。
この冠動脈の内側が部分的に細くなると、心筋(心臓の筋肉)に血液が行き渡らなくなり、胸が締めつけられるような痛みの発作が起こります。このような状態が起こることを『狭心症』といい、それに伴う胸の痛みを『狭心症発作』といいます。冠動脈の内側が細くなる原因は、血液中のコレステロールが血管に沈着することによる動脈硬化です。
狭心症発作は前触れもなく突然に起こりますが、しばらくすると血栓が解けて血流が戻り、10分以内程度で痛みがなくなります。発作が起きた時は、心臓に負担がかかるような運動はやめて、とりあえず安静にしましょう。狭心症は、動脈硬化などの症状が進むことで心筋梗塞に移行する可能性が高い病気です。痛みが治まり次第、病院で検査を受けるようにして下さい。
心筋梗塞とは?
動脈硬化などで狭くなった冠動脈に血栓ができると、血管の内部が完全に塞がってしまうことがあります。すると、その先に血液が流れなくなるため、酸素や栄養が得られなくなった心筋の細胞は次々と死んでしまいます。このような状態を『心筋梗塞』といいます。
症状としては、突然、狭心症発作とは比較にならないくらい激しい痛みを胸に感じます。多くの場合で30分以上痛みが続くことが特徴です。発作が起きたら、一刻も早くCCUやICUのある病院へ搬送しなければ、死に至る危険があります。
狭心症と心筋梗塞の違い
狭心症は、心臓への血液の供給が一時的に少なくなることによって起こるため、通常、心筋は死なずに回復して障害が残ることはありません。一方の心筋梗塞は、血液の流れが長く途絶えることによって起こるため、心筋の細胞は死んでしまい回復することはありません。
虚血性心疾患の原因
虚血性心疾患の最大の原因は、冠動脈の動脈硬化です。
動脈硬化の危険因子は、高血圧・脂質異常症(高脂血症)・肥満・糖尿病・高尿酸血症・喫煙・ストレスなど様々ありますが、特に高血圧、脂質異常症(高脂血症)、喫煙は、動脈硬化の3大危険因子と呼ばれています。危険因子が重なれば重なるほど動脈硬化は進行するので、1つずつでも減らしていくことが重要です
三黒の美酢で心臓病を予防しよう!
虚血性心疾患の最大の原因である冠動脈の動脈硬化を予防・改善する方法としては、血液をドロドロにしている生活習慣の改善と、血液がサラサラになる食べ物を摂るということが重要です。
血液がサラサラになると、酸素や栄養素を体の隅々まで運ぶことができるので、血管内がキレイになったり、新しく生まれ変わったりすることができ、血管年齢の若返りが期待できます。
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