血液サラサラとドロドロは、赤血球の状態で決まる!

血液の主成分である赤血球の状態によって、血液サラサラが血液ドロドロかが決まってきます。赤血球に弾力があって赤血球変形能も十分ある場合は、細い血管も赤血球が変形して通過する血液サラサラ状態ですが、硬くなってしまうと赤血球は変形できずに細い血管に詰まってしまう血液ドロドロ状態になってしまうのです。

ドロドロ血

血液成分で半分近くを占める赤血球

血液ドロドロになってしまうのには様々な理由がありますが、血液成分のうち、約半分が血漿(けっしょう)と言われる液体成分と、残り半分の血球成分のほとんどを占める赤血球が大きく血液の状態に関わっています。

つまり、血液さらさらになるか、血液どろどろになるかを決める大きな要素が、赤血球の状態によるということになります。

 

赤血球は、形を変形させて細い血管内も通過するようになっていますが、高年齢になったり、血液中に中性脂肪やコレステロールが多くなったり、糖尿病のような高血糖の状態や、血中に活性酸素が増えた状態になると赤血球が硬くなって、変形する能力がなくなってきます。

 

赤血球の直径は約8ミクロンなのに対して、毛細血管は平均で3ミクロンしかないので通常であれば、毛細血管の中を通過することは不可能ですが、『赤血球変形能』と呼ばれる能力によって、自在に形を変形することで毛細血管を通過できるのです。赤血球が変形する能力を失うと、血液ドロドロの状態を招いてしまうことがご理解いただけたと思います。

 

赤血球の入れ替わりは120日程度

赤血球の寿命は短くて、長くても約120日であり、細胞が常に新しい状態を維持するために作り替えられています。おかげで常に新しい赤血球を血液中に保つことができるようになっています。

 

しかし、いくら赤血球の入れ替わりが早くても、新しくできた赤血球の変形能が十分でなければ何にもなりません。血液ドロドロは中高年に多く若ければ大丈夫と思われがちですが、生活習慣が悪いと10代からでも血液ドロドロになってしまいます。

 

早期に赤血球の変形能を回復させるように生活習慣を改善したり、血液サラサラになる食材を多く摂ったり、運動不足を解消することで、血液サラサラに改善することも可能です。

 

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また、赤血球変形能作用による血液サラサラ効果は、即効性があり、早ければ1~2時間で効果が期待できるようです。

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