糖尿病や高血圧は視力まで奪う! 血液ドロドロは眼病のもと

糖尿病になると、視力が低下しやすいということをご存知でしょうか? 他にも、高血圧や動脈硬化など、血液ドロドロの状態は、重篤な眼病を引き起こしやすいとされています。しかし、目と血液にいったいどんな関係があるのでしょうか?

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目と血液の関係

血液は、酸素や栄養を細胞に運び、二酸化炭素や老廃物を持ち帰ります。また、体内に侵入した外敵を殺したり、体温調節を行うなどの重要な働きもしています。

 

この血液がドロドロの状態になると、血流が悪くなったり、血管がもろく傷つきやすくなります。目に張り巡らされる血管はとても細い毛細血管であるため、特にその影響を受けやすく、酸素や栄養の供給が不足すると一時的に目が見えなくなることもあります。

 

また、もともとある血管が障害を起こすと、必要な栄養を届けるために新しい血管(新生血管)が作られます。しかし、この新しい血管はとてももろいため、出血や成分の漏れを頻繁に起こしてしまいます。これが、視界がかすんだり、視力低下などの症状を引き起こす原因となってしまうのです。

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ドロドロ血液と目の病気

血液がドロドロの状態は目に大きな影響を及ぼし、目の老化を早めたり、重い病気を引き起こしたりします。

まず最初に現われるのは、目がショボショボする、字が読みにくい、視界がボヤけるなどの『眼精疲労』の症状で、放置すると『白内障』や『黄斑変性症』『緑内障』といった視野や視力に障害が起きる病気に繋がってしまうこともあります。

 

白内障

目の血流が悪くなると、眼球内の細胞に必要な酸素や栄養を届けられなくなります。すると、それにともなって抗酸化物質が不足するので、活性酸素が増えてしまいます。カメラでいうレンズの働きをする透明な水晶体にこの活性酸素が増えると、酸化変性を起こして、白く濁り『白内障』になります。

 

黄斑変性症

血流が悪いと、静脈による老廃物の回収が遅れるようになります。すると、目の中にも水分が滞るようになり、むくんできます。これが網膜の中心にある黄斑部で起きると、『黄斑変性症』や『中心性網膜炎』を引き起こします。

 

緑内障

緑内障』といえば眼圧の上昇が最大の原因というイメージがありますが、実際には、日本人の『緑内障』の9割以上は、眼圧は正常なのにもかかわらず『緑内障』を発症する『正常眼圧緑内障』であるとされています。これは、目の血流が悪くなることで視神経が傷ついて発症するものと考えられていて、視野の一部が欠けて見えにくくなり、進行すると見えにくい部分が徐々に増えて失明に至ることもあります

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生活習慣病と目の病気

生活習慣病とは、偏った食事や運動不足、喫煙、飲酒などの害が、溜まりに溜まって発症する疾患のことです。中でも、高血圧や動脈硬化、糖尿病などは、目の病気を引き起こしやすい生活習慣病とされています。

 

まず、高血圧や動脈硬化を発症している人は、血管に常に高い圧力がかかっている状態であったり、硬くなった血管が隣接する他の血管を圧迫するなどして、何らかの形で血管を痛めてしまいます。そもそも、網膜の血管はとても弱い毛細血管であるため、これらの影響を大きく受けやすく、『高血圧性網膜症』や『網膜動脈硬化症』などの病気を引き起こす危険性が高くなります。

 

また、生活習慣病の中でも、特に深刻な合併症を引き起こすのが糖尿病です。目に現れる合併症には『白内障』『緑内障』『眼筋マヒ』などがありますが、最も注意が必要なのは網膜や硝子体に異常を来たす『糖尿病性網膜症』です。これは、糖尿病になって10年~15年で約5割の人に発症し、年間3000人程が失明するという恐ろしい病気です。日本では成人の中途失明原因の第1位に挙げられています。

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サプリメントで眼病を予防しよう!

これらの目の病気を予防するためには、目の周りの血流を良くすることが重要です。食生活や生活習慣を見直して、サラサラの血液を保つよう努力しましょう。

 

しかし、分かってはいても慣れ親しんだ生活を変えるのは簡単なことではありません。そんな人でも手軽に血液サラサラにする食材の成分を集めて摂る方法があります。血液をサラサラにする効果がある食材を何種類か組み合わせて、より効果が高くなるように作られたサプリメントを併用するのが確実です。

 

中でも、『黒にんにく』『黒酢』『黒卵黄油』『青魚のDHA/EPA』を配合した三黒の美酢は、血液ドロドロによる目の病気を予防するための最強のサプリメントと言えます。

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中高年になると、老化現象としての老眼も表面化してきます。目はとてもデリケートな器官が集まった部位でもありますので、日頃から目薬など外部からのケアと同時に、体内からケアをしていくことも必要です。