インド人もびっくりするくらい日本人は、カレーというかカレーライスが好きなんですが、血液サラサラにする玉ねぎをたくさん摂るにはとっても良いレシピなんです。さらに隠し味に血液サラサラになるアノ食材を加えて、美味しく食べて血液サラサラになりましょう!
玉ねぎメインのカレー
血液サラサラ成分を持つ玉ねぎなんですが、たくさんの玉ねぎをいっぺんに使って作れるのがカレーなんです。特に新玉ねぎの出回っている頃なら、甘くておいしい新玉ねぎなので、お肉や他の野菜も使わなくても具材は玉ねぎだけでも、おいしく仕上がります。
カレーが血液サラサラに良い理由
玉ねぎをメインとしたカレーは、血液サラサラにとっても良いです。カレーの血液サラサラ効果をまとめてみました。
玉ねぎ
タマネギに含まれる血液サラサラ成分には、『アリシン』と『ケルセチン』と呼ばれる代表的な成分があります。
【 アリシン 】
玉ねぎには、きっついニオイと辛味を持った『アリシン(硫化アリル)』という成分が血液サラサラにしてくれます。アリシンを含むイオウ化合物は、血を固まりにくくしたり、血栓が作られるのを予防する働きがあります。また、アリシン(イオウ化合物)には血行を良くする効果もあるので、血液サラサラの状態に保ちます。
【 ケルセチン 】
たまねぎに多く含まれるケルセチン(ビタミンP)は、フラボノイド、ポリフェノールの一種で、活性酸素による赤血球へのダメージを防ぎ、赤血球を動きやすくして、血液が血管内を流れやすくなります。こうして血流が改善され、血液サラサラになります。
にんにく
にんにくの臭いの元であるアリシンには、血小板の凝集(多数集って固まる)を抑えて血栓をできにくくする効能(抗血栓作用)があり、血管が詰まりにくくなり、血液をサラサラにしてくれます。
また、アリシンには、善玉コレステロールを増やして悪玉コレステロールを減らす働きがあります。そうすることで、コレステロールの増加を抑えて血液が固まるのを遅らせるため、血栓ができにくい血液サラサラ状態になります。
しょうが
しょうがに含まれる香り成分のガラノラクトン、辛み成分のジンゲロールは血管まで届いて、細くなった血管を拡張させて、血行を良くする働きがあります。血流が良くなると排尿、排便や発汗が盛んになり、老廃物が体外へ排出されるので、血液もキレイになって血液サラサラ状態を保つことが出来ます。
また、しょうがは加熱されると、ジンゲロールの一部がショウガオールという成分に変わり、熱を作り出すようになるので、カラダが温まり血行を良くして新陳代謝をあげます。
スパイス
カレー粉に配合されたスパイスの中で、カレーのルーの黄色い成分にターメリック(ウコンと呼ばれる)というのがあります。ターメリックの黄色い色素が、クルクミンというポリフェノールの一種で、このクルクミンは、胆汁(肝臓が出す消化液)の分泌を促し、肝臓の機能を高める働きをします。
肝機能をアップすることで、肝臓の持つ血液浄化作用も高まり血液サラサラ効果につながります。
カレー好きでも毎日は・・・
このような食材でカレーを作ると、とっても血液サラサラ効果の高い食事になります。普段から血液サラサラになる食材を使って、色々な食事を作るのはとても重要です。
血液サラサラ状態は、その状態を続けていくことで健康が維持される訳ですので、毎日、血液サラサラ食材を使って料理する必要があります。
かと言って、毎日カレーばかり食べる訳にもいかないし、調理して作るもの大変です。特に、玉ねぎやニンニクなどのように味や臭いがきつい食材は、毎日食べる訳にはいきません。
そのような血液サラサラ成分をギュッと詰め込んだサプリメントを併用することで、食事が摂れない時も、カバーしてくれます。