寝ても疲れが取れない、スタミナ食を食べても疲れが取れないのは、なぜでしょうか?
血液さらさらになることで、血流が良くなり疲労回復することが可能です。
●疲労する原因が間違っていた!
疲労する原因の考え方が間違っており、大きく変わってきたので、まずは、そちらから説明いたします。
以前は、疲労物質と言われた『乳酸』が、分解処理されずに、どんどん蓄積されていくので疲労が溜まると言われていました。
しかし、今は、逆に疲労回復に効果があるとまで言われています。
●本当の疲労物質は?
『FF(ファティーグ・ファクター)』と呼ばれるタンパク質が、本当の疲労物質でした。
このFFというタンパク質は、肉体的な疲労や、パソコン操作などのデスクワークでも、ストレスを感じた時などの精神的な疲労でも、増えると言われています。
FFが発生するプロセスは、運動などによって大量の酸素を取り込んだり、ストレスを受けることでも、体内に活性酸素が増えると、活性酸素によって生体を構成している核酸やたんぱく質、脂質などが酸化し、細胞が傷つけられ異変が起きるようになるとFFが発生します。
FFが脳に向けて『疲労』の信号を脳に送り、疲れたと感じるようになります。
●疲労物質と同時に疲労回復物質も作られる!
FFが発生して疲労を感じると同時に、その疲労を回復するための物質も作られ、それは、『FR(ファティーグ・リカバー・ファクター)』と呼ばれる疲労回復因子です。
FRは、FFにより酸化して傷ついた各細胞を治して、疲労を回復させる働きをもっています。
通常は、FRの働きにより、休息や睡眠をとることで疲労回復して元気を取り戻すことができるのですが、FRが少ないために、疲労を蓄積してしまう場合があります。
●疲労回復をアップさせるには?
『イミダゾールジペプチド』というアミノ酸には、強力な抗酸化作用があるため、活性酸素を除去して細胞の酸化を抑えることができ、疲労回復に役立ちます。
イミダゾールジペプチドが多く含まれる食品は、よく筋肉を動かす動物の肉に多いという特徴があって、鶏の胸肉やササミや、魚の赤味(マグロ・カツオなど回遊魚)に多く含まれるようです。
イミダゾールジペプチドの有効量は、1日に200mgと言われ、鶏の胸肉ならば、100g程度がその量です。
●血液サラサラも疲労回復には効果あり!
新しく疲労の原因も発見され、その部分で効果のある物質も分かってきましたが、疲労回復には以前より変わること無く、血液の流れが大きく関係しています。
血液ドロドロで血液の流れが悪くなると、血液によって細胞に運ばれていた栄養素や酸素、そして、細胞から排出される二酸化炭素や老廃物の受け渡しが十分にできなくなることで、当然、体内の各組織の機能低下や不調が出てきます。
体の機能がきちんと働かなくなると、睡眠時間は十分にとっているつもりでも、倦怠感や疲労感が取れないで、身体がだるいとは重いといった症状が続いてしまいます。
血液サラサラになると、血液もキレイになるので、スムーズに酸素や栄養素を細胞に届けられたり、身体の隅々の毛細血管にも血液が届くようになり、全身の老廃物や疲労物質を除去して疲労回復する効果がアップします。
> 血液サラサラには、黒酢の効果が一番。疲労回復力がアップします。 <
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