血液サラサラレシピ・メニューを考えるための8つの基本とは?

血液サラサラにする食品・食材を使ったメニュー・レシピ(献立)を考えることが大切です。血液サラサラにする食品・食材の基本である「オ・サ・カ・ナ・ス・キ・ヤ・ネ」を使った料理を考えましょう。一度にたくさん食べるのではなく、毎日の食事にとり入れましょう。

検査スリット 血液サラサラ

血液サラサラ成分を含む食品・食材

血液サラサラにするメニュー・レシピの食事を継続して食べていると、思ったより効果は早くて、2週間程度で改善されると言われています。しかし、問題はその血液サラサラの状態をずっと継続できるかどうかです。一時的に、血液サラサラになるのでは意味がありません。

 

血液サラサラになるには、毎日バランスの良い食事をすることが必要なんです。血液サラサラ成分を含む食品・食材(食事)とは、どんなものでしょうか?

 

血液サラサラにする食品・食材(食事)の基本となるのは、「オ・サ・カ・ナ・ス・キ・ヤ・ネ」(お魚好きやね!)と呼ばれています。これは、「お茶」「魚」「海藻類」「納豆」「酢」「キノコ類」「野菜」「ネギ類」の頭文字から取ったものなんですよ!

 

血液サラサラにする8つの基本の食品・食材

「オ」・・・「お茶」  → 一番、血液サラサラにするお茶は?
「サ」・・・「魚」   → 青魚(DHA・EPA)の血液サラサラ効果
「カ」・・・「海藻類」
「ナ」・・・「納豆」  → 納豆の血液サラサラ効果
「ス」・・・「酢」   → 黒酢の血液サラサラ効果
「キ」・・・「キノコ類」
「ヤ」・・・「野菜」  → 野菜を食べて血液サラサラになろう!
「ネ」・・・「ネギ類」 → たまねぎの血液サラサラ効果
         → にんにくの血液サラサラ効果

これらの食材を基本に使った食事をすることに心がけましょう。これらの食品を毎日・積極的にとることで、血液ドロドロは大きく改善され血液サラサラになるはずです。血液サラサラにすることは、生活習慣病を予防することにもつながります。

 

緑茶

【 お茶 】

緑茶、麦茶、ウーロン茶などは、たくさんあるお茶の中でも、血液サラサラにする効果が大きいです。その中でも昔から日本人が飲んできた緑茶は、毎日手軽に飲むことも出来て、高血圧の原因となる体内の悪い成分の排出を促進してくれるので、血液サラサラへの体質改善となります。

 

緑茶には特有の渋み成分であるカテキンやカフェインなどの成分が含まれています。その中でも『カテキン』は、消化酵素の働きを抑えて消化吸収のスピードを遅らせ、血糖値の急上昇をなくして中性脂肪の値を下げてくれます。また、この『カテキン』は『ポリフェノール』の一種なので、強い抗酸化作用を持っていて悪玉コレステロールの酸化と増加を防いでくれます。

→ 一番、血液サラサラにするお茶は?

 

青魚 DHA・EPA

【 魚 】

青魚(イワシ、アジ、サバ、サンマ、カツオ、ブリなど)には、血液サラサラ成分として、多価不飽和脂肪酸のn-3グループに該当するDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)があります。DHAやEPAは体内で合成できないため、食事として摂取する必要があります。

 

EPAは、主に血中の脂質バランスを改善(中性脂肪を減らす)して、血液サラサラに貢献しています。また、DHAは、しなやかな血管をつくる働きがあるので、血管と血液をしなやかに保ち、悪玉コレステロールと中性脂肪を減らします。

→ 青魚(DHA・EPA)の血液サラサラ効果

 

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【 海藻類 】

昆布のぬめり成分であるアルギン酸は、ぬめりの効果で余分な悪玉のLDLコレステロールのみを包み込んで、体外に排出してくれます。また、小腸でナトリウムと結合してアルギン酸ナトリウムとなり体外に排出されます。(高血圧の原因となるナトリウムを排出する作用)

 

昆布やワカメには、ヨウ素(ヨード)が含まれています。ヨウ素が材料となって作られる甲状腺ホルモンは、交感神経に働きかけることで基礎代謝を高めます。また、ヨウ素には、血中の悪玉 (LDL)コレステロール値を下げたり、脂肪燃焼を促すなどの効果もあるようです。

 

納豆a

【 納豆 】

納豆にしか含まれない血液サラサラ成分は、ナットウキナーゼという酵素です。ナットウキナーゼは、腸内にある血栓融解酵素を刺激して活性化させ、血栓を作りにくくします。さらに、ナットウキナーゼ自身が、血栓の主成分であるフィブリン(血液の凝固に関わるタンパク質)に直接働きかけて、血栓を分解(溶解)する作用もあります。

 

また、納豆に含まれる納豆菌は、腸内の善玉菌(乳酸菌)を増やして、悪玉菌を減らすことで、腸内環境を整えます。増えた善玉菌(乳酸菌)は、腸内の余分な悪玉コレステロールだけを排出する作用があり、結果的にコレステロール値を下げることにつながり、血液サラサラの効果をもたらします。

→ 納豆の血液サラサラ効果

 

黒酢 スプーン

【 酢 】

酢は、赤血球そのものをやわらかくする働きがあります。赤血球がやわらかいと、自由に形を変えることが出来るようになり、細い毛細血管にも入っていけるので、血行を良くすることができます。

 

酢の中でも黒酢は、豊富なアミノ酸を含みます。黒酢に含まれるアミノ酸には、コレステロールや中性脂肪が血管壁にたまるのを防ぐ働きがあります。また、HDL-コレステロール(善玉)を減らさずに、LDL-コレステロール(悪玉)の方だけを減らしてくれます。

→ 黒酢の血液サラサラ効果

 

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【 キノコ類 】

キノコ類は、血液サラサラ効果が高いと言われています。キノコには食物繊維が豊富なので不要なコレステロールを排泄する働きや、 キノコ特有のβグルカンは免疫機能を高めてくれます。

 

キノコの中でも椎茸は、血液サラサラ効果が高く、レンチオニングアニル酸と呼ばれる成分は、血液が固まる時に働く血小板の凝集作用を抑えることで、血液をサラサラにする効果が高いです。

 

これらの成分の特徴は、生のシイタケよりも干シイタケに豊富に含まれています。干シイタケが生よりも香りや風味が豊かなのは、レンチオニンの効果によるものです。血液サラサラ効果は、干シイタケの方が効果的です。

 

また、シイタケにはエリタデニンという成分も含まれていて、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす働きがあるため、血液サラサラにしてくれます。

 

野菜

【 野菜 】

血液サラサラになるためには、ビタミンやミネラルを豊富に含む野菜をたくさん食べるのが効果的です。中でも、緑黄色野菜には血液サラサラになる成分が豊富に含まれています。

 

血管を守り、血液の正常な流れを確保するためには、増え過ぎた活性酸素の影響を排除することが必要になります。そこで活躍するのが抗酸化成分で、緑黄色野菜など色の濃い野菜(ほうれん草などの青菜類、トマト、ピーマン、ブロッコリー、人参、かぼちゃ、グリーンアスパラガス、茄子など)に多く含まれています。

→ 野菜を食べて血液サラサラになろう!

 

新たまねぎにんにくa

【 ネギ類 】

ネギ類の長ネギ、タマネギ、ニンニクなどには、血液サラサラ成分が含まれます。その中でも、タマネギとニンニクと言ったら代表格です。

 

玉ねぎには独特の刺激臭と辛味成分である『アリシン(硫化アリル)』という成分があり、強力な抗酸化作用があり、血液が固まるのを抑えるといった働きや、血中の悪玉コレステロールを減らす働きもあり、血液をサラサラにしてくれます。また、血栓を溶かす作用は、クロアリインというイオウ成分にも含まれています。

 

ニンニクにも臭いの元となる『アリシン』と呼ばれる成分があり、血小板の凝集を抑制し血栓をできにくくする効能(抗血栓作用)によって、血管が詰まりにくくなり、血液をサラサラにしてくれます。

→ たまねぎの血液サラサラ効果

→ にんにくの血液サラサラ効果

 

サラサラ血

血液サラサラ食材を毎日摂るには

これらの血液サラサラにする8つの基本の食品・食材を使って毎日、色々なメニュー・レシピを考えて料理を作ることが、血液サラサラを維持していくのに必要です。

 

しかし、毎日これらを使って料理するのも大変だし、臭いや味が苦手な食材もあります。血液サラサラの成分を組み合わせてサプリメントにしたものを併用すると、とっても簡単に続けることができます。

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