黒酢の血液サラサラ効果

黒酢の血液さらさら効果を調べました。黒酢には色々な薬効がありますが、血液サラサラにする成分を中心にまとめてみました。

黒酢

黒酢の血液サラサラ効果とは?

黒酢には血液をサラサラにする効能がいくつかあります。具体的には次のようなものです。

① 赤血球変形能改善作用
② 抗血栓作用(血小板凝集抑制作用・白血球粘着抑制作用)
③ コレステロール抑制作用
④ 抗酸化作用
⑤ 血管拡張作用

 

① 赤血球変形能改善作用

黒酢には、赤血球そのものをやわらかくし、血液をサラサラにして血行を良くするという優れた働きがあります。

 

赤血球変形能改善作用とは、赤血球の膜を柔らかくする作用で、赤血球は形を変えることで、細い毛細血管にも入っていくことが出来るようになり、細部にまで血液をスムーズに送り込むことが出来ます。

 

その結果、血液はサラサラになり手足の末端まで血液が行き渡ることが出来るようになります。

 

② 抗血栓作用(血小板凝集抑制作用・白血球粘着抑制作用)

黒酢に含まれているアミノ酸が、血小板の凝集(多数集って固まる)を阻害すること(血小板凝集抑制作用)や、白血球の粘性を抑える(白血球粘着抑制作用)で、血栓を作りにくくするするようになります。

 

血栓を作りにくくすることで、血管を詰まりにくくして、血液をサラサラにする効果がある血小板凝集抑制効果や白血球粘着抑制効果は、基本的に酢全体の特徴ですが、酢の中でも黒酢が特に優れている作用です。

 

③ コレステロール抑制作用

黒酢に含まれる「酢酸」という成分が含まれていますが、酢酸はコレステロールを抑制する作用があります。

 

それも、HDL-コレステロール(善玉)を減らさずに、LDL-コレステロール(悪玉)の方だけを減らしてくれるという、うれしい効果があることが立証されているのです。

 

LDL-コレステロール(悪玉)には肝臓に蓄えられたコレステロールを全身へ運ぶ働きがあり、HDL-コレステロール(善玉)には余分なコレステロールを全身から回収し、肝臓へ戻す働きがあります。

 

ちなみに、善玉コレステロールは動脈硬化を進行させないようにからだに良い働きをするのですが、悪玉コレステロールは増えすぎると血管壁にたまり、アテローム硬化というタイプの動脈硬化を進めるというからだに悪い働きをしています。

 

悪い働きをする悪玉コレステロールのみを減らしてくれるので、血管内のコレステロールを少なくすることにつながり、血液をサラサラにすることができます。

 

コレステロール

④ 抗酸化作用

コレステロール自体は、いくら血管に中に多く存在しても、血液の流れに悪影響も与えません。活性化酸素はバイ菌や細菌を溶かし、細胞を守ってくれる役割があり、体内で作られてもすぐ消えてしまいます。

 

コレステロールと活性化酸素は、それぞれが単独でいる限りは問題はないのですが、コレステロールと活性酸素が結びつくことによって、つまり、酸化することによって、過酸化脂質という危険な物質に変わります。

 

過酸化脂質は、血管内に付着したり血管に溜まることで、血管内を狭くしたり、血管の中に浸透していき血管の細胞を傷つけて破壊していきます。

血管が狭くなり、血液が流れにくくなったり、血管が傷つけられて血栓ができやすくなると、血液はドロドロになってきます。
過酸化脂質は、腎臓から排泄されないので、いつまでも体内にとどまり、どんどん血液をドロドロさせることになってしまいます。

 

黒酢には強力な抗酸化力をもつ『メラノイジン』という成分が含まれており、活性酸素の発生や活性を抑制するはたらきを持っています。

 

⑤ 血管拡張作用

黒酢には、アミノ酸の中の『アルギニン』と言う成分が、血管を拡張させる働きをしています。

黒酢の血管拡張作用により、血管内が広くなることで、血液の循環が活発化され、血液サラサラ効果が期待できます。

 

このように黒酢には、血液をサラサラにする効果がいっぱい詰まっています。

また、赤血球変形能作用による血液サラサラ効果は、即効性があり、早ければ1~2時間で効果が期待できるようです。

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